BEAUTY AND THE BEAT So Far Away THE STING
-スティング-
COME AND GET IT
-A Tribute To Badfinger-
RECKONING
ガールズポップバンドの祖、ゴーゴーズ1981年の1st。ポップでパンクな明るい#満載です。特に#6「we got the beat」と#11「can't stop the world」の2曲を1回聴いて打ちのめされナイ人は相当人生に悩んでいるので3回聴いてくださいコレであなたもハッピーです。他もヒット#「our lips are sealed」(スペシャルズのテリー共作)、レッド・クロスもカヴァー(未聴)した「how much more」、プリムソウルズのP・ケイス共作「tonite」などなど佳曲揃い。voベリンダと才能溢れるg.のジェーンの仲違いで3枚で解散しますがその後もメンバーは活躍(ちなみに僕はフロスティッドからゴーゴーズに遡ってきました)を続け2002年には再結成。アルバムも出してサマソニで来日も。そのアルバムも評判良いようなのでゲットしたいですね。あ、2nd『ヴァケイション』もイイです。 1980年に唯一のアルバムを残すモッズバンド、コーズです。ネオ・モッズ好きでは定番アルバム。モッズビートてんこもり。てかモロモロ音はジャムなんですけどね(笑)。本編では2ndシングルの#1「maybe tomorrow」とタイトル#12「so far away」の2曲が個人的にはずば抜けているんですが、(他サム&デイブのカヴァー「hold on I'm comeng」や#11あたり)今回ボートラで付いた#13〜23のシングル曲が佳曲揃い。#13(15)「now it's gone」#17「I don't wanna know」なんかマジでイイです。キース・ムーンばりのドラムがより前面にでてサビもポップ!。「don't look back」「things we said」「the way it's got to be」・・・ボートラはみんなイイです。カヴァーも数曲。先のサム&デイブとスモール・フェイセズ「hey girl」はカッコイーですが、ビートルズの「she said,she said」はイマイチでした。ジャム好きなら全23曲オールOK!! 大好きな映画の紹介。1973年の傑作「スティング」。テンポの良いストーリーと誰もが驚くラストのドンデン返し。軽快な音楽(「ザ・エンターテイナー」)。ポール・ニューマンとロバート・レッドフォードのカッコ良さ(特にR・レッドフォード!服装や着こなしも◎)。ココまですべてが揃った娯楽映画はないですね。初めて見たのは20歳頃かな。アカデミー賞7部門受賞ということで手に取ったのを覚えています。詐欺師、殺し屋、警察(FBIも)、マフィアまでが入り乱れての展開ですが、ストーリー構成が完璧なのでまったくゴチャゴチャしません。そしていつのまにか自分も騙されているのです(笑)。ドンデン返し物としては代表的な映画で見たことある人も多いでしょうが、何度見ても最高ですね。まだって人は早速レンタル屋にゴーですよ。そして「明日に向かって撃て!」もどうぞ。 バッドフィンガーのトリビュート。大好きな新旧のポップ・シンガー/バンド勢が参加しています。僕はベスト盤と『ストレート・アップ』しか持っていないのでオリジナルをすべて知っている訳ではありません。でもココに収められている曲は素晴らしいの一言。特に個人的に大好きな曲は「baby blue」と「name of the game」なんですが、それをエイミー・マン(ベスト・トラック!!)とコックアイド・ゴーストが素晴らしく聞かせてくれます!他に気に入って良く聴くのが「we're for the dark」(ラウド・ファミリー)「day after day」(20/20)「midnight caller」(クリス・ヴォン・スナイダーン)「lonely you」(ビル・ロイド)「apple of my eye」(ロン&デレク・ヴァン・イートン)。全22曲。「without you」のトリビュートがないのが不思議ですが、ニルソンの超一級のカヴァーの前に気が引けたか、それとも皆がコアなファンの証しでしょうか(笑) 個人的にI.R.S時代のR.E.M.が大好きでどのアルバムも大好物なんですがその中でも1枚選べと言われればこの2nd(1984)。次点で1stですかね。ギターポップ好きは迷わず初期R.E.M.を聴けってね。冒頭#1「harborcoat」から惹きこまれる。バタバタ軽快ドラムとスカ風味のテンポになぞって程よいリッケンバッカーetc・・と紛れも無いR.E.M.ギターポップ#。#2「7 Chinese Bros.」はこれぞピーターバック!と言えるギターの音色が聞けるギターポップ#で大好きな曲。繰り返しのフレーズが脳裏に焼き付けられるのはお得意どころだね。#3は名曲「so. central rain」。何度も何度も聴いた曲でイントロが流れたとたんグッとくる!彼等の曲の中でも代表的な美メロ#だと思います。これぞR.E.M.サウンドとも言える#4「pretty persuasion」はアルペジオ効かせたギターはもちろん、クセのあるマイケル・スタイプの声にこのバックのコーラスが合わさると平坦なメロディもいきなり抑揚感が増す。マイケルのvo.が前面出でたミディアム・バラード#5「time after time (AnnElise)」をはさみ後半もパンキッシュさのある疾走#6「second guessing」でスタート。次の曲もギャング・オブ・フォーをポップにしたような#7「letter never sent」で気持ちよい#が続く。、後の名盤『Automatic For The People』の原型とも言える#8「camera」。主役級のマイクミルズが弾くピアノが印象的なカントリーポップ#9「(don't go back to) rockville」。ラスト#10「little america」もピーターバックの仕事が光る曲!流れるようなメロディを奏でるリッケンバッカーが美しさと疾走感の同居を可能にしてます・・・がっ!メロディはいつもの如く平坦そのものの。マジで不思議な曲を書くバンドだ。以上10曲。とにかくUSインディ・ギターポップバンドの成りあがり前の姿が堪能できます。是非一聴を!